悲しきかなや身は籠鳥
心を知れば盲亀の浮木
ただ闇中に埋木の
さらば埋もれも果てずして
亡心何に残るらん
浮き沈む涙の波のうつほ舟
こがれて堪えぬいにしへを
忍び果つべき隙ぞなき
序 いつまで
一 義朝坂東へ下る 二 藤原の娘 三 紫宸殿の怪異 四 頼政辟邪の弓 五 鎮西八郎為朝 六 ふたつの乱 七 怪鳥ぬえ 八 木ノ下 九 平家にあらずんば 十 「玉葉」治承二年五月十二日 十一 椎を拾いて 十二 名馬「仲綱」 十三 頼政決起 十四 渡辺競 十五 恨弓「源三位頼政の弓」
結 心より心に伝はる花なれば
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